正岡子規の病床ごはん日記。
とにかく食への執着をひしひし?ガシガシ?と感じます。
子規先生、とにかく食う、寝たきりのボロボロの身体なのにお構いなしに、山のように食う。
食うとなったら出るものも出る。出すものまで一日の回数を記録する。
時には食べ過ぎてお腹を壊す。一気に体調を崩しつつも、ちょっと回復したらまたもりもり食べる。
ただただ、一日のごはんと、便通と、ちょっとした備忘録と、あとスケッチと、が描かれているだけなのに、全身全霊の「食べることは生きること、生きることは食べること」が伝わる本です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
活字
- 感想投稿日 : 2022年3月19日
- 読了日 : 2022年3月19日
- 本棚登録日 : 2022年3月19日
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