クーデター、消えた王族の宝石、そこから遠く離れたイギリスの女学校で起きる、殺人事件。
被害者は、殺意どころか相手に何の感情も起こさせないような、表面的な態度の人物。一向に見つからない動機。
外界と隔離された閉鎖空間で、タイトル通りの正体不明の不穏な空気がじわじわと浸透していく様に、どきどきしながら読みました。
犠牲になった被害者について色々考えてしまい、切ない気持ちになります。
学校のこれからに、一筋の希望を見いだしながら。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年5月29日
- 読了日 : 2021年5月29日
- 本棚登録日 : 2021年5月29日
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