鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2004年7月15日発売)
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本棚登録 : 574
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クーデター、消えた王族の宝石、そこから遠く離れたイギリスの女学校で起きる、殺人事件。
被害者は、殺意どころか相手に何の感情も起こさせないような、表面的な態度の人物。一向に見つからない動機。
外界と隔離された閉鎖空間で、タイトル通りの正体不明の不穏な空気がじわじわと浸透していく様に、どきどきしながら読みました。
犠牲になった被害者について色々考えてしまい、切ない気持ちになります。
学校のこれからに、一筋の希望を見いだしながら。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月29日
読了日 : 2021年5月29日
本棚登録日 : 2021年5月29日

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