世界史は化学でできてる
人類が誕生してから文明が発達し現在に至る。そこには科学の発展が不可欠である。そんな人類の歴史を化学の観点から解説してくれる一冊。
最初はドルトンやメンデレーエフ、アボガドロなど化学の教科書冒頭で登場するスーパースターたちが出てくる。主に元素・原子の発見の歴史を学ぶ。その後エネルギーの話や感染症の歴史、途中ではカレーライス、ビール、ワイン、パン作りの話まで入ってくる。
「科学も苦手なのに、化学。。。蕁麻疹が出ます」という人もいるかもしれない、いや、知り合いでも何人かいます。確かにところどころ多少難しいところはあると思います。実際理系の私もよくわからないところもありました。だけど大丈夫。これは歴史の教本。全体的には平易な説明になっており細かいことがわからなくても流れと化学者たちが夢見たロマンを少しでも味わえればOKと思います。
何を隠そう化学式は一切出てきません!!歴史の本といっても一つ一つは数項の単元になっているため、興味のないところは飛ばしても問題なし。
化学+歴史のロマンに触れたい方は一読オススメです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
勉強
- 感想投稿日 : 2021年3月18日
- 読了日 : 2021年3月18日
- 本棚登録日 : 2021年3月18日
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