老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2016年11月16日発売)
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日本は空き家も老いた住宅も右肩上がりに増加し続けている。しかし、タワーマンションや地方郊外での新築住宅は増えている。
これは新築住宅に対して積極的に支援してきた日本の長い歴史が関係していると述べる。(経済危機のたびに、税金を投入して住宅ローン減税を行ったり、固定資産税等の税制上の優遇処置を拡大するなど。)
最後に筆者の思う方策が書かれてるがどれも抽象的すぎて記憶に残らないのが残念。
海外の例でアメリカデトロイトで2003年にランドバンクが設立され、放棄される空き家を管理している例があげられていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年10月3日
読了日 : 2021年10月3日
本棚登録日 : 2019年1月19日

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