今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2023年2月16日発売)
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感想 : 25
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コテンラジオのマルクス回に続けて読んだけどやっぱりマルクスは難しいですね。商品、価値、資本…と一つ一つの定義や論理にはなんとか付いていけてる気がしつつも全体感はなかなか落とし込みにくい。まぁまだ入門の入門レベルだから仕方ないですが後半で紹介されていたマルクスの言う「包摂」の概念については本書で初めて知ったのですが、興味深かった。白井さんが例示していた共感や感動などの感情すらも資本主義下では商品と化してしまうという点は非営利組織の支援に関わる身としてもっと深めて考えてみたいと思えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【本】人文・思想
感想投稿日 : 2023年9月5日
読了日 : 2023年8月3日
本棚登録日 : 2023年8月3日

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