表紙は渋めで期待していたのに、内容は子どもの頃読んでいた少女小説のような語り口で、正直辟易…。
パリを舞台にした青年の成長小説なのですが、自由を求める性同一性障害の青年の落ち着くラストがそこか!?とリアリティにも欠けます。
素人の夢小説みたい(辛辣すみません)。
パリの情景やリトグラフの描写などは素晴らしく、まるで外国の工房に自分がいるような気持になれたのに、色んな部分が残念でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年6月30日
- 読了日 : 2016年6月30日
- 本棚登録日 : 2016年6月30日
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