マルセル・デュシャン アフタヌーン・インタヴューズ: アート、アーティスト、そして人生について

  • 河出書房新社 (2018年9月26日発売)
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20世紀初めからその時々で変化するマルセル・デュシャンのアートへの態度の変化、あらゆるモノを疑い、あらゆるドグマを拒絶し、自由とユーモアを求めた。
その上で「わたしの言うことを信じちゃあいけませんよ」と食えないことを軽々しく言ったりする。

こんなミステリアスなおじさんいたら誰だって気になる。アート界は彼の言葉に100年近く囚われたまま(?)である。そんなことは本書には載っていないが。

現代アートの思考様式の源流を、デュシャン本人の言葉で辿っているような、自然な口語訳がとても気持ちがよい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年1月23日
読了日 : 2021年1月23日
本棚登録日 : 2021年1月20日

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