ビジネスの世界で物事を整理し、問題点を浮き彫りにしていくには、例えばマトリクスにして整理するなど、様々な整理ツールがある。
複雑な事象が絡み合っていて、何をどう整理すれば、意志決定を行える情報にたどり着けるか。とにかく、可視化して問題点を見えるように書き出すのは原点であるが、じゃあこれをどう料理しよう?もっと効率的な整理ツールはないか?問題解決系には、いくつかのフレームワークがあるが、ファシリテーターとしてチームの知恵を最大限発揮できるような簡易で便利な道具箱。
整理する仕掛け仕組みを知ってると知らないとで、ビジネスの効率は飛躍的に異なるという実感があり、知的生産性が必要なビジネスパーソンへ必読としてオススメする本。
ただし実は各々の道具に対する説明は、かなりサラッと書かれているのでこの本のみで、どういうシチュエーションの時にこの道具を使えばよいのか?、を理解することはかなり難しいと思います。
あくまで使うことを意識した本であり、個人的には、同じ著者の
ザ・ファシリテーター
および
ザ・ファシリテーター2
を読んでから再整理の意味で目を通すのがオススメかな。
特に1がオススメ、混沌とした状況をファシリテーターが提供する道具でチームメンバーがどんどん物事を解決していくステップが爽快感ありました!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2013年6月20日
- 読了日 : 2013年6月19日
- 本棚登録日 : 2013年6月19日
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