これは男性が読んだ方が面白いのではないか。
おそらく自分の若き日の恥ずかしい行いや秘密を思い出すに違いない。
性の目覚めと共に女性(魔女)になりたい、という欲望とか
、女日記を書く、森の中で裸になるとか、背徳感がすごい。
私は残念ながら女性なので中学生男子の気持ちが分からない。
だからこの小説は、その未知の生き物をこっそり覗き込んでいるようで本当にドキドキした。
自分の目の前でこの本を好きな男に読ませて、己の過去を思い出させて恥ずかしがるところを見てみたいと思った。
気味の悪い描写とかやはり上手いなーと思う。
北村晴男のことがもっと知りたかった。
あとは、主人公の父親がなんかめっちゃ好きやった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月5日
- 読了日 : 2020年5月5日
- 本棚登録日 : 2020年5月5日
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