誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち

著者 :
  • 集英社 (2013年11月26日発売)
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自分の手の届く範囲でも、何かできないかなとは思っていたけれど、考えの甘さに気付かされます。中途半端に関われる世界ではないよな。被虐待児童は何も悪くないとしても、親の行為とか、虐待が横行する社会とか、直接的な責任がないのに、愛情もお金も時間もかけて保護している児童から虐待親の方が良いと比較されて罵倒されるとか、トラウマや乖離性障害が理由と解っていても耐えられる気がしない。保護をしている皆さんのモチベーションは、どこから来るのだろう。読んでいて、虐待の悪影響と、それが連鎖していく機序に触れて、暗澹たる気持ちになる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年4月3日
読了日 : 2024年4月3日
本棚登録日 : 2024年3月21日

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