大作の「風魔」主人公は北条家に使える風魔の忍びの頭領の風魔の小太郎を中心にストーリー展開していくのだが、発想が面白い!
特に街道一の弓取りと称された徳川家康の謀略振りを表現するのがなんともいえない。簡単に言えば武将と言うよりも知将に人間像を変えてしまっていた。家康が豊臣を滅ぼすまでの過程の細かさときたら読んでいて舌を巻くほどに面白い!この感覚は今までの時代小説にはないものだと思う!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
宮本昌孝
- 感想投稿日 : 2012年1月23日
- 読了日 : 2010年12月31日
- 本棚登録日 : 2010年12月31日
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