映画が凄く良かったので、原作も読みました。
それがマルケスを好きになるきっかけになりました。
一回読んだだけでは、この作品の良さは味わえないです。
印象に残っているのは、やっぱりマリアの悪魔的な魅力。
この作品は、まだ女性ではない、あの年頃の少女の悪魔的魅力を描いた、ロリータ芸術のようにも思えました。
マリアが悪霊に憑かれていなくても、マリア自身が悪霊なのかな。
デラウラがサタンと呼ばれた場面には鳥肌が立った。
マリアの父親は、不器用でどうしようもない。
もし、オリビアと結ばれていたならと思うと、悲しい。
やっぱり、当時のコロンビアはこんな感じだったのでしょう。
暑苦しくも哀愁漂うコロンビア、行きたいです。
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- 感想投稿日 : 2013年3月11日
- 本棚登録日 : 2013年1月8日
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