雫井脩介初読作品。
同級生の殺人事件直後に行方不明になった息子。
息子は加害者か、それとも同級生同様に被害者か。
父親と母親で相違する切望と葛藤が描かれた作品。
息子を持つ父として、やはり自分を親の立場に置き換えて読み進めていくのだが、やはり辛い辛い。
当然ながら小説の中の家族の環境や育て方は多少なりとも違うのだが、私としては無実を信じる気持ちの方が強く、父親側の目線だった。
どちらにしても悲しい結末なのだが、やはり辛かったな。映画も観てみよう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年10月17日
- 読了日 : 2020年10月17日
- 本棚登録日 : 2020年8月29日
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