徳川家康(7) 颶風の巻 (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社 (1987年12月1日発売)
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感想 : 28
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矜持。信康切腹の信長からの命令も、人の指図は受けぬとして、命を受ける前に自ら切腹させる家康の矜持。すごいの一言。しかし信康が、こんな性格の悪い奴だったとは、この小説で初めて知りました。でも最後は可哀想。それをいえば、勝頼も可哀想。ほんと戦国時代って残酷な時代と改めて感じさせられました。そして信長。天下人として、振る舞いが変わりつつあり、終わりの始まり。本能寺で死ななかったら織田家と徳川家はどうなったのか、ということも考えさせられました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年4月3日
読了日 : 2022年4月3日
本棚登録日 : 2022年4月3日

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