「椎名誠」の『あやしい探検隊アフリカ乱入』を読みました。
「椎名誠」作品って、アウトドア生活にどっぷり浸かっていた20代の頃には良く読んでいたのですが、、、
抑えていた放浪したい気持ちが沸き出してくるのが恐くて、最近は読んでなかったんですよね。
ホントに久しぶりです。
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マサイ族の正しい雄姿をこの目で見たい、と過激に果敢にアフリカ入りした「椎名隊長」率いるあやしい探検隊の五人の面々。
万事、出たとこ勝負、気分はポレポレ。
サファリを歩き、野獣と遊び、マサイと話し、キリマンジャロの頂に雪を見るというような至福の日々に、思いもかけない“災い”も待っていた―。
大胆不敵でありながら、哀愁にみちた「あやしい探検隊記」の第五弾、ますます楽しい熱風草原の巻。
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「椎名誠」の旅行記って、読んでいると現地の空気や風が伝わってくるような感じがするんですよね。
そんなリアルさを感じることができるところが大好きです。
旅先のどこでもガバガバと酒を飲み、ケニアの草原でライオンやキリン、ゾウ、カバ等を眺めたり、高山病になりながらキリマンジャロに登ったり、白砂の浜辺と紺碧の海のインド洋で泳いだり、、、
一緒に旅をしたくなりましたね。
旅が順風満帆ではなくハプニングがあるのも旅の楽しいところ。
そんなハプニングも、面白おかしく織り込んであって愉しく読めました。
20年程前に仲間達で≪冒険野郎BoBeBa団≫を名乗って、アウトドア生活を楽しんでいた頃を思い出しました。
出かけたくなったなぁ。
まずは家族でデイキャンプからかな。
- 感想投稿日 : 2022年4月5日
- 読了日 : 2009年5月12日
- 本棚登録日 : 2022年3月11日
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