嫁さんがレンタルしていたジブリアニメの『コクリコ坂から(英題:From Up On Poppy Hill)/2011』を観ました。
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1980年に『なかよし』に連載された同名コミックを、これが『ゲド戦記』に次ぐデビュー2作目となる宮崎吾朗監督で映画化した長編アニメーション。
1963年の横浜を舞台に、学生運動に身を焦がす若者たちの姿と、出生の秘密に揺れる一組の男女の恋の行方をノスタルジックに綴る。
1963年、横浜。
港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”。
ここに暮らす16歳の少女「松崎海」は、大学教授の母に代わってこの下宿屋を切り盛りするしっかり者。
あわただしい朝でも、船乗りの父に教わった信号旗(安全な航行を祈る)をあげることは欠かさない。
そんな「海」が通う高校では、歴史ある文化部部室の建物、通称“カルチェラタン”の取り壊しを巡って学生たちによる反対運動が起こっていた。
ひょんなことから彼らの騒動に巻き込まれた「海」は、反対メンバーの一人、「風間俊」と出会い、2人は次第に惹かれ合っていくのだが…。
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私が生まれるよりも前の時代が舞台になっていますが、舗装されていない土の道を走るオート三輪やガリ版で印刷物を作るシーンを観ていると、なんだか懐かしいと感じさせる雰囲気がありましたね。
思春期真っ只中の高校生の淡い恋物語… どこかで観たことのあるような、、、
なんだか、旧い邦画をアニメ化したような、そんな感じがしましたね。
個人的に印象に残ったシーンは以下の三つです。
■電停で「海」が「俊」に告白するシーン
■“カルチェラタン”の存続が決まり、学生が大喜びするシーン
■父親の親友から「俊」の出生の秘密を確認するシーン
喜んだり、悲しんだりしながら、楽しめた作品でしたね。
そして、観終わったあと、なんだか心地良い気持ちにさせてくれる作品でした。
あと、作品中、「海」のことをみんなが「メル」と呼ぶ理由がわからなかったのですが、、、
ネットで調べてみると、「海をフランス語に訳すと、ラ・メール(la merとなる)になるが、メールが詰まってメルと呼ばれている。」とのことでした。
納得!
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監督: 宮崎吾朗
製作: 星野康二
プロデューサー: 鈴木敏夫
企画:
原作: 高橋千鶴
佐山哲郎
脚本: 宮崎駿
丹羽圭子
キャラクターデザイン: 近藤勝也
作画監督: 山形厚史
廣田俊輔
高坂希太郎
稲村武志
山下明彦
美術監督: 吉田昇
大場加門
高松洋平
大森崇
撮影監督: 奥井敦
色指定: 森奈緒美
高柳加奈子
編集: 瀬山武司
音楽: 武部聡志
音響演出: 笠松広司
主題歌: 手嶌葵 『さよならの夏~コクリコ坂から~』
制作: スタジオジブリ
整音: 笠松広司
挿入歌: 坂本九 『上を向いて歩こう』
出演:
長澤まさみ 松崎海
岡田准一 風間俊
竹下景子 松崎花
石田ゆり子 北斗美樹
風吹ジュン 松崎良子
内藤剛志 小野寺善雄
風間俊介 水沼史郎
大森南朋 風間明雄
香川照之 徳丸理事長
- 感想投稿日 : 2022年5月21日
- 読了日 : 2012年10月24日
- 本棚登録日 : 2022年5月21日
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