独裁者のデザイン : ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東の手法 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社 (2022年6月4日発売)
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感想 : 11
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 ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東といった独裁者たちが、プロパガンダを駆使してどのように大衆を踊らせ、抑圧していったかを、デザインの観点から考えようとするもの。
 同じく独裁者といっても、その置かれた政治的位置や個々の性格によって違いはあるが、「アメとムチ」を使い分けることには共通性がある。
 本書では、多数の写真やポスターが紹介されていて、見るだけでも面白い。これらによって、多くの人が支持を与えたり、熱狂したりしたことを思い起こすと恐ろしいが……。

 本の小口に、ヒトラーとスターリンの顔が現れるのも、モノとしての本のありがたさ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月25日
読了日 : 2022年6月5日
本棚登録日 : 2022年6月5日

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