ユクタス将軍による強行はメンフィスにより阻まれる。しかしミノアの現状と約定を聞いたキャロルは、自らミノアへ向かうことにする。直ぐに帰国するつもりだったが、到着直後に王太后をはじめ大臣たちからミノア王の病気を治すよう説得され、しばし滞在することに。キャロルはミノア王・ミノスと交流してゆく内に、宮殿の地下の淀んだ室内で日中過ごすこと、過度の偏食が身体に悪いと感じる。改善をと様々な対策を講じるキャロルに、日に日に惹かれてゆくミノス。そして遂に恐れていた発作がミノスを襲う。ミノア海軍の披露や、城壁のない宮殿など、防衛面が発達している様子が垣間見れるのは面白いです。夜中にキャロルを見つめる謎の存在も気になるところ。美少女フオティアは王太后お気に入りという地位を脅かされるだけでなく、毒を仕組んだ犯人と仕立てられて心底可哀相。でも太陽の光を浴び満面の笑みを浮かべるキャロルは確かに可愛い。ずっと側に居たフオティアよりキャロルに惹かれるのも分かるかも。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画(作者複数人)
- 感想投稿日 : 2014年11月29日
- 読了日 : 2014年8月6日
- 本棚登録日 : 2014年11月29日
みんなの感想をみる