70年代篇を出た当初ぜひ80年代もと切望していたので、新聞広告を見てすぐに購入。インタビューは竹宮惠子さん、成田美名子さんのお二人。表紙に掲載の作家特集、3〜11ページと作家によって大いにバラつきあり。わたしは巻末の作家五十音順紹介が目当てだったから構わないが、それを目当ての人は可哀想。そして遂に大好きなひかわきょうこさんのお名前見つけたーと思い早速読んでみた。千津美と藤臣君シリーズ選出なのは良しとして、藤臣君を「クソ」真面目と表現したことに思わず「クソ」腹が立ちました。もう少し愛のある表現してくれ。あとですね、これは外したらあかんだろうという作家が抜けてます。それは内田善美さんです。70年代で取り上げていたからもう良いだろうと思われたんでしょうか。でも新書版5冊で最も人気があるらしい『空の色に似ている』やいちばんの代表作『星の時計Liddell』は80年代なんです……。なぜ掲載しない。わたしはこの世代についてまだまだ勉強不足なので、詳しい方は他にも気付いた点があるだろうなと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
NDC7〜9類(一般書)
- 感想投稿日 : 2016年2月10日
- 読了日 : 2016年2月4日
- 本棚登録日 : 2016年2月4日
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