森永ひ素ミルク事件の被害者自身が描いた絵本。ブッキングでPickupされていた作品で、表紙に惹かれて読んでみることに。事件について殆ど予備知識がないまま読了しました。“ぼく”が長谷川くんを嫌いや嫌いやと言いつつ、傍を離れようとしない姿に心打たれた。“ぼく”が長谷川くんにミルクを飲ませたのかとおばちゃんに問う場面も、ズシンときた。あとがきも含めて、子ども大人問わず読み継がれてほしい作品です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本(画家は行)
- 感想投稿日 : 2013年10月3日
- 読了日 : 2012年4月4日
- 本棚登録日 : 2013年10月3日
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