ポケットに入っちゃう小さな赤いライオンが可愛いこと。でも可愛いだけじゃない。恐がりのラチに勇気をくれたお守りのようなライオンなんだ。
ダンボが鼻で持ったカラスの羽。あるいは、自転車に乗る練習をしていて、後ろで抑えてもらってるつもりでいたら、手を離されていた時のような、そういう心の魔法をくれる存在だった。
本当に手を貸してくれなくても、気持ちの支えで力を発揮できることってあるんだよね。誰かがついててくれるってすごい。私もライオンが欲しいなぁ。って思ってお守りのように、ポケットの代わりに本棚にある。
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- 感想投稿日 : 2012年11月1日
- 本棚登録日 : 2012年11月1日
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