作者に対する私の期待が多すぎたかな、という感じ。
清少納言は紫式部にコテンパンに貶されているイメージで、私も高慢ちきな人だと思っていたので、『はなとゆめ』を読んで、中宮様という華に魅了され、忠誠を尽くす、現代人に近い感覚の持ち主なのかな、と感じた。
この本を読むことで、中高の古文で学んだ断片的な枕草子を、振り返ることができ、また、華を求め生きるという女性の在り方を考えさせられた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年1月25日
- 読了日 : 2017年1月25日
- 本棚登録日 : 2016年1月1日
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