61時間(上) (講談社文庫)

  • 講談社 (2016年7月15日発売)
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本棚登録 : 88
感想 : 9
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ジャック・リーチャー・シリーズの第14作にして、邦訳7作目の上巻。原作は21作まで書かれているようだ。トム・クルーズ主演の映画化により、邦訳が復活したのは嬉しいのだが、16年間でまだ全21作のうち7作目の邦訳だと思うと気が遠くなる。

ヒッチハイクした観光バスのスリップ事故でサウス・ダコタのボルトンという町で立ち往生したリーチャーは、警察の協力要請により覚醒剤密売組織を巡る殺人事件に巻き込まれていく。今回もリーチャーが元軍警察捜査官の経験を生かし、危機を逃れ、推理力を発揮するスリリングでサスペンスフルな展開が続く。

それにしてもタイトルの『61時間』は冒頭からカウントダウンが始まり、一体誰の時間で何を意味するのか非常に気になるのだが、謎はなかなか明かされない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外
感想投稿日 : 2016年7月20日
読了日 : 2016年7月20日
本棚登録日 : 2016年7月20日

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