ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2017年1月13日発売)
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感想 : 16
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矢月秀作『ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班』講談社文庫。

オリジナリティーのある面白い設定の警察小説シリーズの第2弾。大昔の劇画のような勧善懲悪という単純なストーリーも良い。

主人公の田宮一郎の表の顔はパッとしない劇団員であるが、裏の顔は警視庁の極秘部署に所属する腕利きの潜入捜査官。田宮たち特別潜入捜査班『UST』のメンバーは様々な人物に扮し、悪を壊滅する舞台で与えられた役回りを演ずる。

今回はジェネリック医薬品を開発するイチマル製薬に潜入し、不正の闇を暴く。医薬品成分の改竄の不正を告発しようとした男が失踪した。警視庁は田宮ら3人の特別潜入捜査官を招集する。

それにしても、上巻が刊行されてしばらく経つ『人間洗浄D1 警視庁暗殺部』の続きはどうなっているんだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本
感想投稿日 : 2017年1月15日
読了日 : 2017年1月15日
本棚登録日 : 2017年1月14日

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