ラストに感動で震えた!法廷ミステリーと青春小説の融合という、一粒で二度美味しい非常に面白い作品だった。著者の作品は全て読んでいるが、これまでの作品とは全く違うジャンルに挑んでおり、著者の並々ならぬ意欲を感じた。
戦力外通告を受けたプロ野球の投手・宇土健太郎が殺人容疑で逮捕される。彼を弁護するのは、かつて一緒に甲子園を目指した新人弁護士・中垣拓也だった。法廷で繰り広げられる中垣と宇土の闘いと、過去に中垣が宇土が共に挑んだ甲子園への道のりが交互に描かれる。どちらも結果が非常に気になるのだが、まさか、まさかの…
これ以上は何も言えないが、間違いなく面白い小説である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2016年6月23日
- 読了日 : 2016年6月23日
- 本棚登録日 : 2016年6月23日
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