鷹樹烏介『ソルジャー&スパイ 公安機動捜査隊〈特別作業班〉』PHP文芸文庫。
文庫書下ろし。
恐ろしいほどバランスが悪い。途中までは面白かったのに何たることか。
前半では日本に侵入し、テロを企てようとする正体不明のテロリスト『ベル』と中東派遣から戻り、公安外事課に異動となった萩生一尉、公安外事課の真波のことがつぶさに描かれる。『ベル』の所持する武器もやたらと細かく描写される。
日本に侵入した『ベル』は爆弾テロで米国の要人の狙う。と、おいおい、ページがだいぶ少ないが大丈夫なのかと心配になる。案の定、端折りに端折った展開で、萩生と真波の不在の中、テロ事件が決着してしまう。
本体価格800円
★★★
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2023年12月1日
- 読了日 : 2023年12月1日
- 本棚登録日 : 2023年11月29日
みんなの感想をみる