([ゆ]2-3)骸の回廊 上野正彦原案・監修 監察医シリー (ポプラ文庫 ゆ 2-3 上野正彦原案・監修監察医シリーズ 3)
- ポプラ社 (2012年8月7日発売)
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感想 : 3件
柚原瑠璃子『骸の回廊 上野正彦原案・監修 監察医シリーズ3』ポプラ文庫。
上野正彦原案・監修のノンフィクション風、監察医ミステリーシリーズ第3弾。第1弾、第2弾とテイストは変わらず、ストーリーにキレは無い。監察医による死体の解剖が事件の真相を解き明かすという筋が太過ぎて、本来ならば物語を面白くするはずの背景や人間模様が手薄になっているように思う。毎回、プロローグに描かれる山頭重三郎の回顧録は必要だろうか。
建設現場で発見された男性の首吊り死体は監察医・如月の解剖の結果、他殺と判明する。そして、同時期に発見された水死体……2つの事件は思わぬ方向に。
シリーズはこの第3弾で終了したようだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2018年7月29日
- 読了日 : 2018年7月29日
- 本棚登録日 : 2018年7月28日
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