ある日、大吉じいちゃんのところに、姉から彼女の若い頃の写真がないか問い合わせる電話がかかってくる。一方的にきられた電話だが、探しはじめると、昔買ったカメラが出てきた。大吉は、島の今を、撮りはじめるが…。思い出と今が重なりあう。一方、美智子のいるカフェ海猫は、テレビ局にとりあげられて客がおしかけるが…。
あわいカラーが美しく、ねこちゃんごと島の時間は、読むたびごとになつかしくもあり、新鮮でもあります。毎回、島のレシビが入っているのも楽しみのひとつです。ざっくりとした作り方だけれど、釣ったもの、採ったものの作り方は、これで充分。素材の新鮮さが何より味わうもの。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年6月2日
- 読了日 : 2022年6月2日
- 本棚登録日 : 2022年6月2日
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