まぁ帯や裏表紙のあらすじ見て興味もって買うことは少なくないのだけど、最近のネタバレ感というか、8割くらい内容でてますやん的なのはなんともならんのかなぁ。読んだあとにもう一回見ると、なんとなくがっかりする…
フィエクサとサネンの絆の深さを示すための、前半は若干長いな~とは思ったけど、中盤過ぎからの疾走感はグッときた。
でもどう足掻いても幸せになれないんだなぁ…。時代が、若さが、執着が、家が、間違って捻れて。故の、憐れで愚か。
茉莉香だけが、唯一の救いなのかもしれないけど、彼女もまた、これから戦っていかなければいけない人生であるのだし。
救いはない。けれど光はある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年3月11日
- 読了日 : 2016年3月10日
- 本棚登録日 : 2016年3月10日
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