おしゃれのベーシック (文春文庫 み 27-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年6月10日発売)
3.06
  • (1)
  • (7)
  • (18)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 96
感想 : 9
2

建築とファッションの流行とはリンクしている

シルエット重視、鏡の前で自分のシルエットを見つめる、そして正確に記憶する。自分が最も生かしたい部分を確認。歩いている姿をイメージする。

アナだけは特別だった。黒をほとんど着ない、ということもあるが、最新のモードに身を包み、いつも手には招待状と手帳だけを持って歩いていた。なぜバックが要らないかといえば、専用の車があるからだ。とはいえ他の編集者たちも車に乗って移動するわけだから、バックを持たない人生をアナは選択したのだと思う。それは特別なゴージャス感だ。ものを持ち歩かなくていい「ご身分」の証。その身分を長年にわたって死守することが、どれほど大変な努力を要することか、バックを持たないことは、彼女の矜持なのだろう。

自分スタンダード

外見は思いやり

外見を書き出し、好きな点、嫌いな点。リストの中から、伸ばしたい点、強調したい点 直すべき点。内面、性格、仕事内容。

女のデザイナーは自分の似合う服しか作らないという法則

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年3月31日
読了日 : 2022年3月31日
本棚登録日 : 2022年3月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする