宇江佐さんのいつものほのぼの節を期待して手に取っただけに、このうら寂しいエンディングが切なかった。
死を恐れる平野屋が、この世の怪異になれるためにと加わった、怪奇談の会。
職業も立場も年齢もそれぞれ、息の合うメンバーに巡り会えたと喜んだのつかの間‥
予想通りの結末、ではないけれど、十分に寂しく切ない話だった。
秋の夜にはよい話、でも、寂しすぎて年配の方には勧めません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
浮遊感、これは?
- 感想投稿日 : 2010年10月17日
- 読了日 : 2010年10月17日
- 本棚登録日 : 2010年10月17日
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