切ないが、良い作品だった。全くエロは無く、BL要素もほぼないけど。
突然現れた天使が何者か分からないまま、ファンタジーなのかコメディなのかと思いながら読み進めていたが、過去が紐解かれていく内に、それどころじゃなくなってしまった。
思いの外、みんなの過去が重たい・・・。
でも悲壮感が漂うわけではなく、それぞれが今を生きようとしている姿があり、個人的に逆に辛くかった。
全ての人の幸いを願わずにはいられない。
書下ろしを読んで、うっかり泣きそうになった。
登場人物達が、救われたのか、得られた人生に満足できたのかは、主観的なものなので分からないが、そうであって欲しいと思う。
(エロは無いと書いたが、幸紀さんがやたらガタイが良くセクシーな上に優しいため、始終いい男だなと思いながら読んでた。)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BLコミック
- 感想投稿日 : 2019年4月28日
- 読了日 : 2019年4月28日
- 本棚登録日 : 2019年4月28日
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