昭和元禄落語心中(1) (KCx)

著者 :
  • 講談社 (2011年7月7日発売)
4.23
  • (615)
  • (596)
  • (213)
  • (28)
  • (4)
本棚登録 : 4637
感想 : 414
5

読後は寄席に行きたくなります。

与太郎も八雲師匠も、まさしく落語に出てくるキャラクター。
特に与太郎(笑)
与太郎の与太郎さ加減がとっても滑稽で、でも愛せてしまいます。
八雲師匠の芸のきめ細やかさ。
それでもって、軽くて面白い。
二人とも、他の登場人物も、落語が大好きで仕方ない。

他の伝統的な芸と違い、落語は手軽であることが良さだと思います。
でもでも、手軽なのに奥が深く、人をどんどんと深みにはめていく。
この漫画はその深みにどっぷりはまった人のお話。

落語って、こんなに面白くてわくわくする世界なんだ、と思いました。
私は時そばくらいしか聞いたことがなくて、これからもっと聞きたいな、と思ってた矢先にこの漫画に出会いました。
さらにもっと聞きたくなりました!
とりあえず、今度の日曜日あたり、寄席に行けないかなー(笑)

落語が気になってる、人間味あふれるお話が読みたい、とりあえず面白いものが読みたい、そう思ってる人に読んでほしい漫画です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: お仕事
感想投稿日 : 2013年4月8日
読了日 : 2013年4月7日
本棚登録日 : 2013年4月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする