秘密。: 私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチブックス)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2005年3月1日発売)
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感想 : 223件
本読みだったら聞いたことある、読んだことある作家さんが大集合のアツい一冊。
私は不勉強なので読んだことのない作家さんが多くて、つまみ食いできて良かった。
人生は自分の一視点でしか生きられないけれど、この本はニ視点で読める。
ここも最高にアツい。
フィクションならでは。
私は森絵都さんのお話と小川洋子さんのお話が好き。
森絵都さんのお話は、ニ視点が交わりはじめるところが最高。
同じ空気を共有してるのに自分と相手の気持ちに差があるっていう面白さ、それの理由となるバックグラウンドがそれぞれある面白さ。
森絵都さんの作品を久しぶりに読んでとてもときめいた。
小川洋子さんのお話は、とても優しくて穏やかな気持ちになれた。
不思議な題材だけれど不思議なだけで終わらない、心が包まれるようなそんな気持ちになれた。
この作品から興味を持った作家さんもたくさんいるので、ここから色んな本を読んでみたいと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日常
- 感想投稿日 : 2022年10月3日
- 読了日 : 2022年10月3日
- 本棚登録日 : 2022年10月3日
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