はー。優しくて優しくて、心が解けるってこの事か〜って思いました。
12個の短いお話が一冊に詰まっていて、何処かの町の川沿い、桜並木が終わるところにある小さな『マーブル・カフェ』を起点に始まります。そこに通うお客さん、その知り合い、の知り合いなど物語は続いてゆき、読み終わった時このタイトルの意味が物語として繋がり、旅をして帰ってきたような感じ。
人と人の繋がりや思い遣り、とにかく優しいお話でじわじわ気がつくと涙が出ていました。
青山美智子さんのお話は「鎌倉うずまき案内所」から二作品目。どちらも本当に優しいお話でとても穏やかな気持ちになりました。傍にいてくれる人を大事にしようって思えるような読後感。
私もちょっと落ち着いたカフェで、本を読みながらココアが飲みたくなりました。これから寒くなるしね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年9月5日
- 読了日 : 2021年9月5日
- 本棚登録日 : 2021年9月5日
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