「喜びは有限。悲しみは無限。ただ出来事として受け入れる」
友だちにすすめられて読んだ。
加藤シゲアキの小説を読むのは、『ピンクとグレー』以来、2作目。
『染色』
美大生ってこんな感じなのかな、って知らない世界を覗けたようで面白かった。
『Undress』
一番ゾッとした。
自分の目に見えているものがすべてじゃないって分かっているけど、これはこわい。
『恋愛小説(仮)』
たった200字をここまで操れるってすごい。切ないけど、物語としても、文章としても面白かった。
『イガヌの雨』
すごい。
「イガヌ」ってどんな見た目なんだろうと調べてみたら想像しやすくなった。
『インターセプト』
読む前にちょっとネタバレをくらったので、もったいないことをしてしまった。
何も知らずに読んだらもっと楽しめたと思う。
『おれさまのいうとおり』
よく分からなかった。
『にべもなく、よるべもなく』
一番印象に残ってる。
実際に私の近くにそういう人がいたら、私はどう思うんだろう。
あとがきがすごく丁寧で優しい文章だと思った。
もっといろいろ読んでみたい。
2021.11.28 読了
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年11月29日
- 読了日 : 2021年11月28日
- 本棚登録日 : 2021年11月6日
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