何も考えずに頭をからっぽにして読める野球漫画だった。面白かったが、野球に深みがないように思えた。主人公ら(兄。過去の回想を交えただけで急にシンカーとかクロスファイアを投げれるようになる。弟。決勝で球速157キロを急に打てるようなる。)になぜ投げられるようになったのか?やなぜ打てるのか?のような技術的且つ数字的な意味付けがあると野球に深みが出たはず。その説明を為すべき主人公らの監督が最終巻に近づくにつれて空気と化していたのが残念だ。主人公らは甲子園に出場していたが、学校の屋上からの垂れ幕には準優勝と書かれていたので優勝は出来なかったようだった。甲子園の描写がないので、試合の流れを読者に想像させるオチとして巧かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2023年11月14日
- 読了日 : 2023年11月14日
- 本棚登録日 : 2023年11月14日
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