誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち (ハヤカワ文庫 NF)

  • 早川書房 (2018年3月6日発売)
3.91
  • (37)
  • (35)
  • (22)
  • (6)
  • (4)
本棚登録 : 645
感想 : 43
4

身近な音楽ストリーミングサービス。
書いてあるのは私自身も消費者として経験がある音楽の変遷でしたが、出てくる言葉に懐かしい気持ちになるのと同時に、あの頃、こんな壮大な物語が同時進行していたという事実に驚きました。
テクノロジーの進化により確かに音楽はタダで聞けるものになってしまったかもしれませんが、一方でタダにしないのもまた消費者なのかなと思います。
何事においても、エンドユーザーにリテラシーがなければ、そこは無法地帯になってしまいます。
自分のせいで自分の好きなものが消えてしまわないように、考えてみてほしいものです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月28日
読了日 : 2024年3月28日
本棚登録日 : 2024年1月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする