キャリー (新潮文庫)

  • 新潮社 (1985年1月29日発売)
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感想 : 129
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スティーヴン・キングを読んでみたい!と思い立ちまずはこちらを。なんとデビュー作らしい。

キャリーの映画は一作目(1976年)も、クロエ・モレッツのリメイクバージョン(2003年)も数年前に視聴済みです。忘れた頃になぜか見直したくなる好きな作品。(キャリー2(1999年)があったことは知りませんでした。)

好きな映画の原作ということでわくわくです。

母親の支配から逃れ普通の女の子になりたいと願うキャリーの心情が小説だとより流れ込んできて胸が痛い。
「わたしの一生そのものが長い卑劣ないたずらだった」
キャリーにも幸せになれる可能性があったのに。
スーの心情も映画よりよく読み取れて良かった。

悲劇としか言いようのない青春小説。

解説に、70年代のオカルトブームから80年代の本格的ホラーブームへの流れが書かれていておもしろかった。

久しぶりに映画キャリー見たくなりました♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月6日
読了日 : 2022年4月6日
本棚登録日 : 2022年3月29日

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コメント 2件

shintak5555さんのコメント
2022/04/10

不朽の名作「呪われた町」も是非。吸血鬼というクラシックホラーの恐ろしさを満喫できます!

あささんのコメント
2022/04/10

shintak5555さん

スティーヴン・キング、次何読もうかなと思っているところでした!ドラキュラものの映画はわりと好みなので小説初挑戦してみます♪ありがとうございます( ´ ▽ ` )

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