現代日本文学館 李陵 山月記 (文春文庫 な 70-1 現代日本文学館)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年7月10日発売)
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感想 : 8
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中島敦の小説6編と中島淳伝。
名前は知っていたが、もっと早く読んでいたら、昔の中国文化に興味を持てたかもしれない。

山月記は何かで知っていたが、改めて格調高い文体に触れれて嬉しい。

弟子は、孔子の弟子の子路の話。著者の家が儒家であったとのこと。

李陵は、漢の武帝の頃の武将と司馬遷の話。

悟浄出世は、沙悟浄の三蔵法師に会うまでの求道の遍歴。様々な思想がパロディっぽくまとめられていて驚く。

悟浄歎異は、悟空をはじめとした人物の観察。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年10月29日
読了日 : 2023年10月29日
本棚登録日 : 2023年10月29日

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