中島敦の小説6編と中島淳伝。
名前は知っていたが、もっと早く読んでいたら、昔の中国文化に興味を持てたかもしれない。
山月記は何かで知っていたが、改めて格調高い文体に触れれて嬉しい。
弟子は、孔子の弟子の子路の話。著者の家が儒家であったとのこと。
李陵は、漢の武帝の頃の武将と司馬遷の話。
悟浄出世は、沙悟浄の三蔵法師に会うまでの求道の遍歴。様々な思想がパロディっぽくまとめられていて驚く。
悟浄歎異は、悟空をはじめとした人物の観察。
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- 感想投稿日 : 2023年10月29日
- 読了日 : 2023年10月29日
- 本棚登録日 : 2023年10月29日
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