著しくぶっ飛んでるし、タイトルどおり内容は意味不明だが、勢いがあって小気味良い文体がいい。
そして、時折混じる関西弁がステキ。
歯科助手の「わたし」と、「わたし」に小説「雪国」の冒頭の一文の主語を問いかけてきた青木の関係が気になるが…
読み進めていくうち、だんだん「わたし」に対する違和感が大きくなっていく。
そして…
細かいところは解釈とかあまりしないで、感じるままに読む作品だな、と思った。
川上未映子さんのデビュー作にして、第137回芥川賞候補作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月9日
- 読了日 : 2022年10月9日
- 本棚登録日 : 2022年10月9日
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