死刑にいたる病 (ハヤカワ文庫 JA ク 8-1)

著者 :
  • 早川書房 (2017年10月19日発売)
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大学生・筧井雅也は、シリアルキラー・榛村大和(はいむらやまと)から、死刑判決を受けた9件の殺人事件のうち最後の1件の冤罪を証明してほしい、と依頼され、事件を追う ー

榛村は他の8件は潔く罪を認めると言う。
最後の1件が冤罪であっても死刑判決は揺るがない。それなのになぜ冤罪を証明してほしいというのか?
そもそも、本当に冤罪なのか?

筧井君の頑張りで謎が徐々に解き明かされていく。
しかし…いくつも同様のループがあって、それを榛村は楽しんでるんだな…と。

榛村みたいなサイコパスで心を通じ合わすことなど絶対にできない人にみんな惹かれてしまうのはなぜだろう?
なぜ、自分だけには真実を語ってくれている、と思わされてしまうのだろう?
怖いね。

僕はスッキリはしなかったので、映画は見ないかな。

人に騙されやすい人は人生勉強のつもりで読んでください笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月3日
読了日 : 2022年8月31日
本棚登録日 : 2022年8月31日

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