表紙の絵が全てを表している。
ゆるやかに繋がった、12色の小さくて素敵な物語。
気分転換の読書としてうってつけ。
作中に出てくる50年間夫と連れ添ったおばあさんの「永遠の愛」についての格言。
「とても難しいことでもあるし、とても簡単なことでもある。愛そうと決めて愛するのではないからね。愛は本来すこぶる自由なものよ」(P98)
「だから結婚式でわざわざ誓いたがるものなのかもしれないわね、人間は」
極めて当たり前のことを言っているのだが、深いなぁ、と。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年7月10日
- 読了日 : 2021年7月8日
- 本棚登録日 : 2021年7月7日
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