治部の礎

著者 :
  • 講談社 (2016年7月20日発売)
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本棚登録 : 94
感想 : 9
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この世に魅力的な人はあれど、完璧な人はいない。
豊臣秀吉は魅力的だけれど、ときどき、どの歴史の狭間で実はひどいこともしているとされている。

その秀吉を尊敬もするけれど、その忠義ゆえに諌めることも必要だし、葛藤する石田三成の姿を描く。

吉川永青さんの前の作品がわりと好みだったのと、石田三成は嫌いではないので、手に取ってみたけれど、全作の「悪名~」ほど良くなかったかな。
石田三成のキャラが、前作ほど魅力的に作り上げられてないからかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2017年10月8日
読了日 : 2017年10月8日
本棚登録日 : 2017年7月2日

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