この世に魅力的な人はあれど、完璧な人はいない。
豊臣秀吉は魅力的だけれど、ときどき、どの歴史の狭間で実はひどいこともしているとされている。
その秀吉を尊敬もするけれど、その忠義ゆえに諌めることも必要だし、葛藤する石田三成の姿を描く。
吉川永青さんの前の作品がわりと好みだったのと、石田三成は嫌いではないので、手に取ってみたけれど、全作の「悪名~」ほど良くなかったかな。
石田三成のキャラが、前作ほど魅力的に作り上げられてないからかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年10月8日
- 読了日 : 2017年10月8日
- 本棚登録日 : 2017年7月2日
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