歌行燈・高野聖 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1950年8月15日発売)
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本棚登録 : 1281
感想 : 94
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難しい...なんなんでしょう、この文体。
擬古文というやつですね。平野啓一郎さんの「日蝕」を思い出しました。(当然、泉鏡花の方が先なのですが)

とても素敵なことが書かれているのだとは思うけれど、なんとなく文を読んでいって、後で色んな人の解説を読んで納得!といった感じでした。お恥ずかしい。

収められた作品の中では、「女客」が分かりやすくて良かったです。殆どが男女2人の会話なのですが、台詞回しがとてもロマンチックです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 短編集
感想投稿日 : 2014年4月30日
読了日 : 2014年4月30日
本棚登録日 : 2014年3月10日

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