地球平面委員会 (幻冬舎文庫 う 5-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (2002年10月1日発売)
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本棚登録 : 206
感想 : 32
4

絶対に忘れられないタイプの本。
まぁ一発ネタと言っちゃえばそれまでだが、謎があまりにも強烈。長さもコンパクトで、その謎に引き込まれたまま最後まで一気に読み切れる。
「地球が平面であると信じている」理由なんて全く分からないし想像もつかない。
倉庫を燃やしたり、街の一部分を凍らせたりというのが伏線になっているわけだが、この真相は見抜けるわけがない。
奇想を本にしてしまった怪作。
浦賀和宏がますます好きになる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月30日
読了日 : 2021年11月29日
本棚登録日 : 2021年11月29日

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