わたしの島をさがして

  • 汐文社 (2018年9月1日発売)
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本棚登録 : 58
感想 : 4
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絵本で世界を学ぼう

紹介された本。
本書で46冊目だ。

この絵本は、ドミニカ共和国に関するもの。

中南米の国だと思うけど
ドミニカって北アメリカと南アメリカをつないでいるカラザみたいな所?

わたしの島をさがして

ってという題名だから、カリブ海に浮かぶ島かな。

キューバの東側にある島、その島も二つの国に分かれている。その東側が、ドミニク共和国。

でも本書の舞台はアメリカだ。何で?

主人公の女の子は、赤ちゃんの時に島からアメリカに渡ってきた。学校の授業で昔いたところの絵を書く様に言われるが、全く記憶にない。

そもそも赤ちゃんが何故、故郷を捨ててアメリカに来たのだ?
女の子の居た島は、素敵なところだったと言う。
おじいさんなどは、そのことを話したがらない。
怪物から逃げてきた様なのだ。
本書の中だけでは、女の子はお母さんとおばあちゃんと3人で住んでいる様に思える。
お父さんは、どうしたのだろう。怪物にやられたのだろうか?
怪物って何?最後まで怪物でどうしているが、調べてみると、軍事独裁政権のことを言っているのだと分かる。
ちょうど今のミャンマーみたいなもんだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月10日
読了日 : 2021年3月15日
本棚登録日 : 2021年3月10日

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