スーパーカブ6 (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA (2019年12月1日発売)
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本棚登録 : 123
感想 : 15
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ついに高校卒業。
高校卒業って、進学やら就職やらで初めての街に住み替える時期になることも多い、転機。小熊、礼子、椎もそれぞれに転機を迎えることになる。一緒に過ごした濃密な時間が終わり、別れて別の道を行くことになる三人のシーンは、少しの感傷が三人らしい。手を振って別れるわけじゃない。それが彼ららしくてよかった。
どうせまた一緒に走ることになる。今生の別れではない。そんなことはわかってる。でも、間違いなく「別離」である。「別離」三人らしく迎えられたことは彼らにとって大きな意味を持つのではないかと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 紙も電子も両方持ってるor持ってた
感想投稿日 : 2019年12月22日
読了日 : 2019年12月22日
本棚登録日 : 2019年12月22日

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