虹ヶ原 ホログラフ

著者 :
  • 太田出版 (2006年7月26日発売)
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本棚登録 : 3885
感想 : 363
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現実と夢と今と学生時代が交錯する話。
文字数が多いわけではないが、一冊でかなり読み応えがある。
それぞれ違う時間軸の多くの登場人物が出てくるため、何度も読みたくなる。

◎鈴木くん…転校生、父を見舞う、鈴木くんに木箱を渡す老人
◎小松崎…両親を早くに亡くしたいじめっ子、スーパー店長殺害・木村父を重症にする
◎荒川マキ…小松崎くんが好きなで有江に嫉妬する少女、日暮兄(カフェ店長)に揺れるバイト店員
◎木村有江…日暮兄からもらった日記を読み皆に話す、鈴木くんと兄妹?
◎木村父…スーパーで働く、離婚済
◎木村母…彼女がトンネルで亡くなるところから話が始まる鈴木くんの母でもある?
◎日暮兄…鈴木くんにネックレスを渡す、荒川を刺す、榊先生の目に怪我を負わす
◎日暮妹…鈴木くんが好き
◎高浜…いじめられっ子・性格が悪い、死体で発見される
◎榊恭子…当時の担任、有江を助けて怪我をする、羽鳥と離婚する
◎羽鳥…双子の親、榊と離婚する

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月12日
読了日 : 2023年12月12日
本棚登録日 : 2023年12月12日

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