教育とは何?-日本のエリートはニセモノか (中公新書ラクレ 595)

  • 中央公論新社 (2017年9月6日発売)
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日本の教育の現状を体系的に理解できた気がする
海外の教育についてももっと勉強したい

✏偏差値で能力が担保され、それがフェアだ、唯一のモノサシだと思い込まされてきた日本人の脳は、いつの間にかそれだけを追いかけて、それ以外のことには「挑戦しない脳」に、規格外のことも受け入れられない脳になってしまったのだ

✏先生っていうのは、何を教えてくれるかわからないけども、とにかくその人の話を聞きたい、その人と一緒にいたい、と思う人のことだと思います。

✏ネットで、ただ人の意見をコピーしたり、リツイートしたりするだけの人はすぐわかります。自分の言葉を持っていない。
創造性って、自分の言葉を持っているということ。そして、自分の言葉を持っている人は孤独な時間を持っていた人のような気がします。

✏教育は投資です。これは国の国力に関わる問題です。
(フィンランドの元教育大臣の言葉)

✏"わかる子"と"わからない子"の間に生じる理解度の差は、不平等とはいえないのかー
そこの判断が、ヨーロッパ諸国と日本で異なっているのです

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感想投稿日 : 2022年2月17日
読了日 : 2022年2月17日
本棚登録日 : 2022年2月17日

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